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2021/06/21
- 家のメンテナンスをするタイミングについて
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使用されている屋根外壁材のグレードにもよりますが、標準グレードの場合は防水機能が5年ほどすると徐々に無くなってきます。
築10年を迎える頃には、屋根外壁にクラックが生じている場合も多く、できればクラックなどの症状が出る前にメンテナンスをした方が良いです。劣化している状態が長くなってしまうと、それだけ建材が劣化してしまいます。
塗装工事は、建材に防水性を持たせることはできますが、建材の劣化を回復させるわけでは無いためです。建材自体を交換してしまえば新品ですので、建材は劣化していませんが、コストが余計にかかります。コスト面でもできるだけ早いメンテナンスが望ましいです。
一度塗装工事などをされている場合には、前回使用した塗料のグレードによって、メンテナンスのタイミングが変わります。シリコン系塗料であれば10年程度、フッ素系塗料であれば15-20年程度になります(塩害がある地域など、環境によっても変わります)。
メンテナンスの最適な時期は、現場を見てみないと判断が難しい場合もあります。年数から判断するのではなく、定期的な点検を専門業者が行い、適切なタイミングでメンテナンスすることが一番良いです。